岐阜県関市が「刃物のまち」をアピールするために、関市刃物まつりに合わせて製作されたPRビデオ。
にんじんをチョップで切ろうとする母親や、客の髪を噛み切る美容師。刃物がないシュールな世界を描いている。似たような「もしも」のPRビデオとして日産が製作した「世界の動力が全てガソリンだったら…」があり、どちらも「ない」ことで「ある」ことをアピールするという逆手の発想をしている。
関市は包丁や理容系刃物の全国トップシェアであるもののその認知度が低い。そのため斬新な手法でその認知度をあげると共に、映像の中で会話を用いないことで外国人にも分かるようにし、海外への発信も期待しているという。
宮崎県小林市のPRビデオなど地方自治体が独自にクオリティの高い動画を製作することで、PRしていくことが今後益々盛んになりそうだ。
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